第2章 放課後
「全然いいよ!飲み会楽しんできてねっ」
「ありがと!!!愛してる!行ってくるね」
お姉ちゃんは私のほっぺにキスして家を出た。お姉ちゃんのこのほっぺにキスの癖、直してくんないかな。
そう思いながら携帯をいじっていると急に携帯がなった。
メールだ。誰からだろう??
私はピッピピと音をたてながら受信画面を見た。
き……………ぬがわ?????
意味わからん。私、鬼怒川にメアド教えたっけ??え??なんで?混乱中。わけもわからずメールを読むことに。
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今日、一緒に帰れてよかった。
俺すぐ女に嫌われるし。
ていうか俺、結構気に入ってる
じゃあ
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たったこれだけのメール。でも…なんだかニヤけがとまらない。それより、気に入ってるって?なにが?私の服かな?いや、でも制服だったしな…。なんだろ?