第8章 君の幸せを願って
『カレー美味しかったね〜……』
「そうだな。まだ残ってるし、明日にはもっと美味くなるな」
夕食と片付けを済ませ、お風呂上がり私達はのんびりしていた
『薬研、髪乾かしてあげよっか』
「俺よりも名前の髪を乾かしてやるよ。ほら、こっちに来い」
薬研に手招きされれば、私はドライヤーを手に近寄った
するといつものようにドライヤーで丁寧に髪を乾かしてくれる
『んー…なんか、これ日課になってるね?』
「確かにな。これからも名前の髪、乾かしてやるよ」
薬研に乾かしてもらうのはすごく心地が良い
これからも乾かしてくれるなんて、嬉しいことを言ってくれる
『今度は薬研の髪も乾かしてあげるからね?』
「ん、楽しみにしてる」
髪を乾かし終われば、私達はいつものようにベッドに入った