第7章 デート
暫く薬研と一緒にショッピングを楽しめば、少し離れた場所にクレープ屋が見えた
『あ、薬研!クレープ食べない?』
「昨日ケーキ食ったぞ?」
『それとこれとは別!早く行こう!』
「お、おい、そんなに引っ張らなくても行くから、落ち着けよ」
今度は私が薬研を引っ張りクレープ屋まで来れば、適当に甘いクレープを二つ頼んだ
『はい、これは薬研の分!』
クレープを購入すれば、空いていたベンチに腰をかけて買ったクレープを薬研に手渡した
「あぁ、ありがとな」
薬研がクレープを受け取ったのを確認すれば、私はクレープを口に頬張った
『んー、美味しい!』
「ほんと、名前は甘い物好きだよな」
薬研は私の食べてる姿を見ながら微笑んだ