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【刀剣乱舞】薬研、拾う【R18】

第7章 デート





『うん、好きだよ!なんか甘い物食べると、疲れも吹っ飛ぶしさ。薬研は…甘い物は好き?』


「あぁ、まぁ嫌いじゃないな。けど……」


言いかける言葉と共に顎をクイっと持ち上げられ見つめられる


「甘い物より、アンタの方が好きだな」


薬研はニッと笑いながらこちらを見つめてくる


『なっ……!ちょっ…そ、そんなこと聞いてない!』


私は恥ずかしさにバッと薬研から顔を逸らした
すると、薬研は面白そうに笑った


「ははっ、照れてるな。顔が真っ赤だ」


『だ、だって…いきなり過ぎる……』


赤い顔を見られたくなくて、俯けば薬研に頭を撫でられる


「名前は?俺の事好きか?」


『え…?そ、それは……』


そんなことを聞かれれば、頭に浮かぶのは"好き"という文字だった


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