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【刀剣乱舞】薬研、拾う【R18】

第1章 キミと出会う





『と、とりあえず…このままにしておく訳にもいかないし…中身だけ持ち帰るか…』


凍死してました、なんて笑えないし…なんか罪悪感に押しつぶされそうだから…なんて思いながらダンボールに入っている幼き男の子を抱き上げ背中に背負った


『よし、これでいいかな…早く帰って温めてあげなくちゃ…』


私は、その少年を背負ったまま足早に自宅へと足を進めた



~ 数分後 ~


あれから自宅に着けば、とりあえず男の子を布団へと寝かせて一息つく


『はぁ…疲れた…』


「………」


その子は、静かに寝息を立ててまだ眠っている


『細いし華奢だし…色白で美少年…私の好み…いや、でもまだ子供だし…!って、ダメだよ私…!いくら男に飢えてるからって…子供に欲情するなんて…!』


私は自分の煩悩を払うために、頬を叩いた
そして、もう一度眠っている男の子を見た


『とりあえず…ご飯作ろう。私もご飯まだだったし、この子もお腹空いてるだろうし、ぱぱっと作っちゃお』


そして私は男の子を寝かせたまま、キッチンに行き夕食の支度を始めた


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