第2章 初めての夜
『ただいま〜』
私達はあれから換えの下着を購入してから帰宅した
そして薬研に買った袋を手渡した
『薬研、もう遅いし…お風呂先に入ってきていいよ?』
「え、俺が先でいいのか?」
『うん、もちろん!私はテレビでも見ながら待ってるから先にどうぞ。洗濯物はカゴに入れといてくれれば良いからね?』
そう言って私はソファーに腰をかけた
「……それじゃ、言葉に甘えて先に入ってくるな」
薬研は少し悩んでいたがすぐに礼を述べ風呂場へと向かっていった
薬研が風呂場に行ったのを確認すれば、私はテレビをつけてからタンスを漁った
『薬研の着替え着替え……あ、これでいいかな…ジャージなら兼用出来るし』
タンスから上下のジャージとTシャツを取り出せば、綺麗にたたみ直して脱衣場に着替えをそっと置いた
『薬研、着替え置いとくねー?』
「あぁ、悪いな」
その声を聞いてから、私はリビングに戻りソファーでのんびりしながらテレビを見て薬研を待った