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【R18】あなたは誰を選びますか?

第2章 大混乱の嵐



レイ 「ええ。とてもお似合いです。」

そう言って優しく微笑んだ。

あっ、笑った!
なんか硬い人だと思ってたけど普通に優しい人なのかも!

するといきなりレイさんの手が私の首元に来たかと思ったら髪を触られた。

ななし 『ひゃっ!』

レイ 「ああ、すみません。髪を結った方がいいと思いまして…」

ななし 『あ、そ、そうですね』

びっ、びっくりしたー
もういきなり何をするのかと思ったじゃんか

レイ 「この髪飾り、あなたに似合うと思います。」

そう言って棚から取り出したリボンを取り出して私の後ろに回った。

ななし 『えっ?』

レイ 「じっとしててください。すぐ終わりますから」

すると私の髪を器用に結ってくれた。
鏡で見るとちょっといじっただけなのに、髪が綺麗にまとまっていた。
選んでくれたリボンもしっかりつけられていた。

ななし 『すごい!これどうやったんですか?』

レイ 「ふふっ、今度教えてあげますよ。」

ちょっと自慢げな彼がなんだか可愛いく見えた。


レイ 「では、身支度も整ったののでみんなに挨拶も兼ねてディナーに行きましょう。」

そして私たちは衣装室を後にした。


………………………………………………………………


廊下の突き当たりのところでレイさんが止まった。
大きな二枚の扉のだ。
レイさんが扉を開けるとそこには長い大きなテーブルが見えた。
テーブルには豪華な食事が用意されている。
そして、椅子には5人の男が座っていた。

ナーシャ 「あっ!やっと来た!ほら、ジョシュア、見てよ!」

ジョシュア(?) 「お?あれか〜。いい感じじゃないか?」


?「ふーん。…あ、アベル、その魚僕食べていい?」

アベル(?)「あーー!だめー!てか、シャーロット、自分の魚あるじゃん!」

シャーロット(?) 「えー…。」

うわ、なんかいっぱいいる。しかも美形。てか、これ兄弟ってことなのかな…


ナーシャ 「ななしちゃん!こっちこっちー」

ナーシャが隣の席をポンポンと叩いて呼んでくれた。
なんか安心するな、ナーシャの声。
あ、でも相手は貴族…私なんかが隣に座っていいのか!?

ななし 「あの、レイさん。私ってただのお世話係ですよね?私なんかが一緒に食事なんてしていいんですか?」








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