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【R18】あなたは誰を選びますか?

第6章 揺れる揺れる




ジョシュアさんに連れられアッシュさんの部屋に着いた。
部屋の中ではアッシュさんが何本かのお酒を用意して待っていた。


あれ、他の人たちは…?



アッシュ 「あ、ななしちゃん来てくれたんだね〜!」

ななし 『はい。…あの、他の人達って来ないんですか?』

アッシュ 「ああ、今日は俺とジョシュアだけだよ。」

ななし 『そ、そうですか…。』




アベルがいなくてよかったと、そっと胸を撫で下ろす。




ジョシュア 「俺たちだけじゃ不満?」



背後からジョシュアさんが私の両肩を持ち耳に顔を寄せる。



ななし 『いえっ、そんなことは…!誘ってくれてありがとうございます』



本当、こういう行動やめてほしい。
毎回毎回、心臓に悪い。



ジョシュア 「ふーん、じゃああそこに座って」



そう言うと私をソファに誘導した。
続いて私の隣にジョシュアさんが座る。
アッシュさんは向かいのソファに座っている。



アッシュ 「君、酒は得意なの?」



お酒を注ぎながら私に聞いてくる。




ななし 『えっと、多分得意だと思います。お酒は好きですし』

アッシュ 「そうなんだ〜。…はい、どうぞ」

ななし 『ありがとうございます!』




私はアッシュさんからお酒の入ったコップを受けとる。




ジョシュア 「それ、 美味しいぜ。飲んでみな」





ジョシュアさんに促されお酒に口をつける。
口に入れるとパァーッと甘い香りが広がる。




ななし 『わっ、すごい!美味しいです!』

ジョシュア 「だろ?」

アッシュ 「いいね、どんどん飲もうよ」









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