• テキストサイズ

【刀剣乱舞】うちの主はお世話される側【女審神者】

第2章 初期刀さんは大変だ



【side 加州清光】

「主?いつまで寝る気なの?」


こうして起こしに来るのはこれで4回目。


1回目は当然の様に俺の声は聞こえないくらい爆睡。

2回目は少し反応したけど再び夢の中へ。

3回目は寝ぼけた主に枕を投げられ一旦退散。


「5回目はどうなるか分かってるよねー?」


5回目には古典的だけど
フライパンをカンカンならして起こしに来る。


歌仙兼定と燭台切光忠が。
たまに楽しそうに今剣も混じってカンカンしてる。


それでも起きない主って凄いと思うんだよね。

ある意味関心する。



でも、一週間連続フライパンカンカンは
可哀想だから起こしてあげなきゃ


少し気合を入れて俺は主の布団に手をかけた。



「えっ…!?ちょっと主ィ……」


布団を剥いだはいいものの
俺は目の前の光景に悶絶した。



寝相が悪いせいで

着物の胸元は肌蹴て

おまけに綺麗な生足まで……


起こす係が俺じゃなかったら襲われてるって……


三日月とか?あと鶴丸とか!!

おじいちゃんの癖に欲強いからなぁ…

てか、寝間着のこと注意してるんだけどなぁ……

また今日もうるさく言わないと…



「フライパンカンカン嫌でしょ? 起きて?」

「ねぇ、主ってばー」


目のやり場に困りながら主を揺すり起こすこと10分。


ちなみに主を起こし始めて1時間経ってるよ。


「んー…?か、しゅ…ちゃ?」

「そう。加州清光だよ。早く起きて」

「かしゅ…ちゃ、ぉ…はよう?」

「うん。おはよっ」


主を立たせて支度するようにうがして
やっと本丸の1日が始まる。

てかなに、寝起きの主可愛すぎ。
少し呂律が回ってないところとか。
眠たい目を擦る姿とか……




あぁ!!もう!!主大好き!!可愛い!!

陸奥守からカメラ借りてくればよかった…

ひとまず、主が着替え終わるのを待ちますか。

今日主を起こすのに掛かった時間は1時間と20分


/ 7ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp