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恋にまみれて【HQ多ごちゃ混ぜ.短編集】
第13章 月と星が輝く夜に【武田一鉄】
「あんまり覚えてないけど、確かそうだったはずだよ?あっ、あと......
"貴方は私の気持ちを知らないでしょうね"
っていう意味もあった気がする」
ソレを聞いて今度は耳を疑った
"私の気持ち"を知らない......?
「え、それ本当?」
「そんなに疑うんなら、俺じゃなくて、武田先生に聞けば良いだろ?」
「いや、それはダメなんだ」
「何でだよ」
私は、考えた
現代文ができないこの頭で
そして、一つ、決心をした
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