第11章 受験必勝法【白布賢二郎】企画作品
しかし、勉強する気なんてまるっきり起きなくて、気付けば、三学期の始業式の日を迎えていた
憂鬱な登校中、私は大きなため息を着く
私が白鳥沢を受けるのには、大きく二つの理由があった。
ひとつ目は、先生に勧められたからだ
学力は常に上位だったし、成績も良い
勿論、公立の進学校も勧められたが"私立はこのくらいを狙った方がいい"と言われ、出されたのが、白鳥沢学園だった
私の学力じゃ、少し頑張らないといけないけど、無理じゃないだろうと、先生は言ってくれた
そして二つ目...
これは少し回想になるが、
付き合ってくれ_____________________________________________