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恋にまみれて【HQ多ごちゃ混ぜ.短編集】

第4章 やっと迎えた3年の夏は輝いて...【青城】企画作品



「ねー、金田一~....」



呼ばれたので金田一が国見の方を向くと、何処から出したのか、国見が水鉄砲で金田一の顔面を攻撃した


「なん(( 水  」

「マジ、ワロタ(笑)」



国見、お前は天才か


すると、金田一が"何すんだよー!"と言って顔を拭いていた
国見も"ごめん、ごめん"と言って笑っていた




2人共可愛い....
...天使...?天使がいるの...?



そう思って微笑ましく見ていると、国見が"あっ、及川さん起きた"と言った



私も、及川の方に目をやると、頭を押さえながら"イテテー"と言っているアイツが居た


「本当だ」


すると、国見が"夢香さん行ってあげたらどうですか?"と言ったので仕方なく、"分かった..."と溜め息混じりに呟いて、及川のところに向かった




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「お前、先輩への気遣い凄いな」


金田一がビックリしたように目を少し開いて言った


「いーじゃん...夢香さん早く誰かとくっつけば良いのに...」

国見が夢香が歩いて行くのを眠そうな目で眺めながら言う


「お前がそういうこと言うとは.....でも、まー夢香さんも、あの4人全員から思われてるなんて気づいて無いだろうな」

金田一が付け加える


「夢香さん、鈍感だもんな」

国見が呟く


「うん....」

金田一が静かに返事をする





そう言う2人も思ってたり、思ってなかったり....









自分が去ったあと、2人がこんな話をしていたなんて夢香が知る訳もなかった
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