第4章 やっと迎えた3年の夏は輝いて...【青城】企画作品
「あと、どんくらいあるんだよー!!」
プールサイドで大の字になってる矢巾が"あ"あぁ~!!"と悲痛の叫びと共に呟いた
本当にそれな
「マジ、それな。死にそうなんだけど」
矢巾の隣に座って矢巾に話掛けた
すると、矢巾はムクッと起き上がって"暑すぎですよね!!"と付け加えた
そして、2人であーだ、こーだ文句を言いまくる
すると
"ビシャッ!!"
「「!?」」
気付いたら私と矢巾はびしょ濡れになっていた
ついでに上に着てた白いシャツは、ご察しの通りだ
「わっ!?ちょっ!花巻先輩!?」
矢巾が目を白黒させながら戸惑っている
「暑いんなら、濡れればよくね?」
ニシシッと笑うマッキーは完全に楽しんでいる
コヤツめ......
可愛い後輩が可愛そうだろ!
「下が水着だったから良かったものの、やられたら、やり返す.....!」
「古いぞお前」
私の台詞に爆笑しているまっつんを無視して、私は近くのホースを持ち、マッキーに襲いかかった