第17章 路地裏イチャイチャin宮侑and治【企画作品】
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「てな事があったねん」
帰り道、双子と昔の思い出を話していた。まぁ、家隣やし、私も女子バレだから終わるの一緒やし...仕方ない
侑「中学ん時は、髪の色一緒やったもんなぁ」
治「ツム、あん時の恨みは忘れへんで」
侑「怖ぁ...堪忍や~」
高校に上がってから、髪染めOKになり"分かりやすくするのと、不正防止のため"と髪を染めた双子
顔が整ってて、いい感じにチャラさが出た!と回りからの人気は鰻上り
幼馴染みが人気なのは嬉しいことで、めでたいことでもある。でもそのお陰で、私には新たな地位が出来てきている
初めは"ウザい"とか、"調子に乗るな"など悪口も少々あったのだが、この双子が消してしまった
一体どんな手を使ったのか聞いても言ってくれないので、もう諦めた
そして、新たにコイツらの相談所として呼ばれる事が多くなった
意味的には、コイツら双子に関する事を女子から根掘り葉掘り聞かれるのだ
私も、人権に触ない答えられる範囲でなら出来るだけ、答えるようにしている
だが正直、クソ面倒だ
この前なんて、三年生のヤンキーで有名な女の先輩から"おい、夢香ちゅうんはお前か?ちょっと面貸さんかい"と脅しながら教室にやって来た
そして、クラスメイトから心配されつつもその先輩についていく。
案の定空教室にブチ込まれ、そして二人っきりになったと分かったら..."あ、あのぉ...宮...治君の...好きな食べ物って...何なん?"と顔を真っ赤にしながら聞かれた
いや、ギャップ萌にも限度ってもんがあるやろ
流石にフリーズしてしまった私は"え...あ...え...?"と聞き返した
とまあ、こんなことが週に一回のペースで起こる
クリスマスや、バレンタインなどのイベントが近づくと、もっと増える
いや、うちはコイツらの相談所やないねん