第49章 華〜hana〜(織田信長/裏甘)
「…ふ…っ、…んんん」
私の舌を絡め取る信長様に応えながら、満足に息が出来なくなる。
だけど時折…呼吸する隙を与えるように僅かに唇を離して、至近距離で視線が絡まる。
そしてまた啄むような唇が触れて
まるで甘やかされてるみたいな…。
もう一度唇を離した信長様がまた私をじっと見つめて、そのまま片手を肌の上に滑らせていく…
さっきよりも熱くなっている手の温度。
「あぁ…っあ、んんっ………」
次第に下へと降りていった手が、恥ずかしいくらいに音を立てて私の中に出入りして…
その甘い刺激に目を開けていられない。
「迦羅…」
「んあ…っっ…!」
「俺を見ろ、迦羅」
「…っ!!や、無理っ…」
薄目を開けて信長様を見たけれど、重なる視線が堪らなく恥ずかしくてやっぱり見ていられない。
「言うことを聞かぬつもりか?」
「だ、だって……っああ!そんな、の…」
まるでお仕置きだと言わんばかりに激しくなる刺激に抗えなくなって、開けても閉じそうになる目を必死に持ちこたえた。
でもただの意地悪じゃないんでしょ?
私を見下ろす信長様の綺麗な目が
艶っぽく揺れて、どうしようもなく私を煽るー。
「そんなに…見たらダメです…!」
「何故駄目なのだ」
「あっんん、…恥ずかしいからに、決まって…」
「俺は貴様の恥じらう姿も感じる姿も、どんな貴様も愛おしくて堪らん」
「でもっ、あっっ…!はぁ…ダメぇ……っ!!」
…もう、喋るか…指を動かすか
どっちかに…して…
「はぁ…はっ…信長様」
「駄目だと言われても困るのだ。…こんなにも貴様に…惚れているのだからな」
やっぱり今日の信長様…何だか変。
こんなにたくさんの気持ち、いつもは聞けないのに。
嬉しいのに、何だか泣きたいのは何でだろう…
ふとそんな事が頭をよぎるけれど
その先を考える余裕もない程、大きな波がやって来る。
「んんっ、ああぁ…っ!信長、様…もう私…」
助けを求めるように伸ばした手で信長様の胸元の着物をキュッと掴む。
そして再び、仄かに甘い味のする信長様の唇が、降って来たー。