第39章 戦国狂想曲1幕②(謙信ルート)
「あんっ、あんっ!ん…っあああ」
パンッパンッパンッパンッ
「ああぁーっ!はあっっ、ああん!」
「…気持ちがいいか?」
「んっ、気持ちい…あぁんっ!っはぁ…」
「そんなに、締め付けるな…」
「だ、だって…気持ちよくって…んああぁっ」
そうやって俺の気分を煽ってくれるな…迦羅
高まり過ぎた鼓動とお前への熱で、どうにかなりそうだ。
「あんっ…謙信、様…」
「どうした?」
「はぁ…はあっ…口付けして、下さい…」
腕を伸ばして俺を乞うその愛らしい姿に、迦羅を犯している己がまた膨れ上がったー。
その身を乗り出し、求められるままに唇を重ね合わせる。
やがて迦羅は俺の首の後ろを押さえ、離さないとでも言うように何度も口付けを求めてくる。
「んんんっ、…っふ、んふ」
積極的に絡まる舌と、漏れる吐息と、俺にしか見せない迦羅の顔が…すべて俺の欲望と化していくではないか…。
迦羅が求める口付けをやめることなく
俺は繋がっている迦羅の身体を犯し続ける。
「んくっ…」
「はあーっ、あああぁん!やぁっ…もうっ」
「…我慢できるか?」
「も、だめ…ですっ、謙信様ぁっっっ!!」
「ならば共に果てるぞ…」
パンッパンッパンッパンッパンッ!
激しさを増した腰の動きに合わせ
迦羅の細い腰も快感に跳ね上がる。
「迦羅…いくぞっ」
「はい…謙信、さ…ま、ぁああああーーー!!」
しっかりと押さえ付けた腰に最後の力を込める。
俺の淫らなまでのお前への愛を、迦羅の中へすべて吐き出した…
はあっ、はあっ、はあっっ
互いに乱れ過ぎた呼吸を取り戻そうと
褥へ横たわり、背を向けている迦羅を背後から優しく包みこんだ。
荒れた息がなかなか治まらず、迦羅の首筋に顔を埋めて必死に整えようとしている。
「…謙信様?」
「なんだ?」
迦羅の腹の前に置いた腕に温かな手が添えられる。
「これからもずっと、私を愛して下さいね…」
「ー!?」
言われずとも決まっているではないか。
お前をこうしてめちゃくちゃにしてやりたい程に、すでにお前なくば俺は生きてはいけん…。
「俺はお前を、愛している」