第39章 戦国狂想曲1幕②(謙信ルート)
「んああぁっ、…謙信…さまぁ、ああっ!」
俺の与える刺激ひとつで、迦羅がこんなにも甘い声を出す…
お前が俺を愛してくれるというだけで
俺は身も心も溶けてしまいそうだと言うのに。
「迦羅…」
「はあっ、はあっ…あああぁん!」
「もっとだ…もっと、啼いてみろ」
狂おしいまでに乱れたお前の声がもっと聞きたい。
柔らかな胸をせめる舌を止めずに
片腕を伸ばし、誘うような艶かしい太腿をつつ、と撫でる。
「はああっ!んあっ…」
迦羅の身体は感じない所はないのかもしれん。
それが俺のせいだとするなら…嬉しいことだが。
太腿を這う手が生温い温度に誘われ、濃濁した蜜が溢れるその場所へ辿り着く。
ヌチャ…
「んあぁぁぁっ!」
「やはりここが感じるか」
「あぁんっ、やっ…あああっー」
ヌプッ、ヌプッ、
蕩け出す愛液にすんなり呑み込まれる指
締め付ける迦羅のそこが水音を立てる。
「聞こえるか?お前のいやらしい音が」
「や、だっ…そんなこと…」
羞恥に駆られる迦羅の頬はどんどん染まって、それでも感じている身体は素直に腰を揺らし始める。
「あああーっ!んぁっ、あああぁん!」
きつく指を締め付ける迦羅の中と喘ぐ姿ー
これ以上なく立ち上がる俺自身の先から、迦羅を求める露が僅かに零れた。
迦羅…お前の中に入りたい…
ぐっと迦羅の白い両腿を広げ
露わになる合わせ目に己を当てがい、蜜に滑らすように擦り付ける。
「はああっ、んはあっ…謙信、様っ」
「迦羅…俺をねだってみろ」
「ああぁんっ、けん、し…ん様っ」
「何だ?」
グチャ…ヌチャッ、ヌチャッ…
擦れ合うそこは未だひどくいやらしく音を立てる。
ほら…早く言わなければ、俺も我慢の限界だぞ…?
「このままでいいのか?」
迦羅の身体の横に両腕を着き、聞きたい答えを促すように、火照り蕩けた愛しい顔を見る。
「いや…です、あぁん…謙信様がっ…欲しいよ」
俺に、そして快感に溺れたお前は美しい。
やはり俺は、お前でなくば駄目なようだ…
「いい子だ。お前に、俺を感じさせてやろう」
トロトロの合わせ目を滑り降りた己を、迦羅の奥深くまでも一気に貫いたー