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1315、お前は誰だ(裏夢有り)

第1章 知らない世界と俺と周りと



気がついたら俺は手を伸ばしてた
つい今まで考えてたことが真っ白くなって溶けていく感覚
こんなのは初めてで、なんだか泣けてきた
さむくて、さびしくて、つめたくて、おそろしい
涙が出てきたところで周りに人がいるのに気付いた

「ダメだよジューゴくん!目をこすったらバイキンが入っちゃうって先生言ってたよ!」
「おい、大丈夫かよジューゴ?嫌な夢でも見たのか?」
「どうしたんだよジューゴ、うなされてたから心配したぜ」

急に頭がクリアになって、でも俺は夢にまだ居るんじゃないかと思った


だって俺は“ジューゴ”じゃないのに


なのに俺の周りに居るこの人達は俺に向かって話しかけてくる
ジューゴ、ジューゴ、ジューゴ。
やめて、俺は“ジューゴ”じゃない
あなたたちを知らない
あれ、じゃあ、

「俺は なんだ?

わからない、思い出せない、俺は、だれだ、俺は」

「じゅ、ジューゴ?」
「ジューゴじゃない!!俺は、っア、おれ、っは…」


オレハ ナンダ?




いきができない




「ジューゴ!!!」 
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