第1章 夢の始まり
走っていく智恵理をずっと見ていると、智恵理も気づいた見たいで、小さく手を振ってくれた。
「こらぁーっ!ちょっと!謝りなさいよー!」
「友歌。いいから、ほら、行こ?」
「織音。どっか、痛くない?」
「うん。大丈夫だよ」
…もしかして、この声は…!
「凪沙と友歌と織音!?」
「そうですけど…って、誰ですか!?」
ショック…。友歌に忘れられてるみたい。
「久しぶりだね。亜理子だよ」
「「「亜理子!?」」」
「うん。藍花星以来だね。」
「本当~。それにしても、亜理子、めちゃめちゃ綺麗になったね!」
「「うんうん!」」
そうかな~…?
「皆の方が可愛いよ♡」