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AKB0048~夢を追いかける少女~

第1章 夢の始まり


すると、私に気がついた桜が玄関に走ってきた。

「あれ?お姉ちゃん、遊びに行くの?」

そう、笑顔で聞く桜。
…すごく、複雑な気分だ。

「実は…今日、家を出ていくの。」

「え…っ…?」

「00になりに行ってくる。これ。」

私はそう言うと、バックからブレスレットを取り出した。

「お姉ちゃんとお揃いだから。いつでもお姉ちゃんと桜は繋がっているから。忘れないで」

「お姉…ちゃん…。」

「じゃあね。絶対、夢を叶えてね…っ…!」

涙が込み上げてきた。

「お姉ちゃんっ!」

「絶対、また会えるからっ!」

桜にそう告げると、私は空港に向かった。
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