第1章 夢の始まり
それでも紫乃は会話を続けようとする。
そろそろぶちギレそう。真面目に。
00が汚れちゃう。
「そ、そうなの~?私のブロックはぁ~「いい加減にして。」
あ。遮っちゃった。
けど私の不満は止まらない。
「00のオーディションに受かったわけでもないのに受かったふりして。
あなたなんかが00を汚さないでよ!
00は私の心の支えでもあり、たった1つの夢でもあるの!
その夢を汚さないで!00はとっても素敵な存在なの!
……あなた、オーディション受けても絶対に受からないから。
自分の身の程を知っておいた方がいいわよ。」
私はそれだけ言うと、その場から立ち去った。
その後は、あまり覚えていない。
取り合えず、さよならをして帰ってきた。
そして今は自分の部屋。