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AKB0048~夢を追いかける少女~

第1章 夢の始まり


私は紫乃の前に出て

「紫乃ちゃんも00のオーディション受けたんだ」

と笑顔で言った。

「そうだよぉ!もちろん紫乃は受かったけどねぇ」

と紫乃が返す。

「そうなの?私も受かったわ」

私がそう言うと、紫乃の顔が固まる。けれど

「そ、そぉなんだぁ!紫乃はね、一位通過したみたぁい!」

と、すぐに返してきた。

「すごいわ。ねぇ、明日一緒に行かない?」

「どこにぃ?」

紫乃はいちいち語尾が伸びてて気持ち悪い。
それより、紫乃は嘘をついているみたいだ。

「明日のこと聞いてないの?」

「明日ぁ?」

「明日、二次オーディションよ。」

私がそう言うと、紫乃の顔が一気に青ざめる。
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