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AKB0048~夢を追いかける少女~

第1章 夢の始まり


昼休みにその女の子の口から衝撃の言葉が出てきた。

「あのねぇ~。私、00のオーディション合格しちゃった
ぁ!」

「「えぇーっ!?すごい!」」

…うわ。最悪。あんな奴と同じだなんて。

実は給食の時に、アイツに給食を捨てられたのだ。
なぜか知らないが、私の机に触っていたアイツが、給食をおぼんごとひっくり返したのだ。

そして一言。
「ごめーん。手が滑っちゃったぁ。」

─イラッ。

思い出しただけでイライラする。

「いつ出てくの?ここ。」

「え~。1週間後だよぉ。」

……は?
え、何?オーディションは明日じゃないの?

そう思って先程父から送られてきた電子チケットを見る。

…やっぱり、明日になっている。
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