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【黒執事】壊れた貴女を看取るまで

第1章 一輪の花


「くそっ!なんだあのガキは!」

洗面台を思いっきり叩くアイゼン。その口にはまたしてもタバコが咥えられている。

「まあまあ落ち着きなよアイゼン。伯爵は何てったってお子様なんだものねえ」

劉はひらひらと袖をふり、アイゼンの血の気を沈めようとする。アイゼンはタバコを灰皿に擦りつけ、大声で笑ってみせる。

「そうさ…今日の8時、全てが終わる…」

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