第2章 出会い
街が闇に染まった深夜
街から少し離れたある屋敷から銃声と悲鳴が響いていた
「ひぃ!金をいくらでもやるからい、命だけは!」
「罪を償わず生きることは神が許さない…神の裁きを受けろ」
パン!
頭に撃ち即死した政府の人を見続ける幸
帰ろうと窓の鍵を開けようとした瞬間…
カタ…
「!」
小さい音が聞こえ幸はすぐ様銃を構え部屋を見回し音がした方へゆっくり歩いた
音がした先は本棚からだった
幸は棚を見つめ死んだ政府の人のポケットを探った
「…!」
上着のポケットから小さいリモコンと青い液体が入っていた
「…ポチ」
スイッチを押したら本棚が動いた
ガガガ……ガゴッ!
本棚があった所の壁には大きな穴が空いており、その先にあるものに幸は目を見開いた
Side幸
穴の先にあるものに俺は驚いた
白いウエディングドレスを着た金色の髪、サファイアのような青い瞳…人形のように瞬きせず座る女がいた
その女が何故か天使に見えた
そういえば聖が言っていたな…
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「あと一つ気になる点があるんだ。その人が大事にしているものがあるんだけど、どんなものか分からずどこかに隠しているらしいよ」
********
聖の言う通りならあれがあいつの大事なもの…
殺るか…
チャキ…パン!
カン!!
「!防弾ガラスか…」
手にあるリモコンの横に小さい青いボタンがあった
そのボタンを押したら防弾ガラスが動いた
俺はゆっくり穴の中に入り銃を構えようとした時…
『……ありがとう…』
「!」