第3章 初めての外
パフェを食べなから幸の働く姿を見るミオに聖は暖かく見守り、幸はミオの視線を感じイライラしていた
「すごい熱心に見るね…幸のどこがいいんやら…」
「ここに来る時も幸のこと聞いてましたからね…」
『(幸さん素敵です!)』
「(視線が五月蝿い…イライラ)」
バァン!!
「全員手を上げろ!」
ドアを蹴って開けた覆面の男達が銃を持って現れた
客達は悲鳴をあげ手を挙げた
『ひっ』
「大丈夫、僕達があなたを守りますから」
怯えるミオを少しでも安心させるため優しい笑顔で笑った
覆面の男にばれぬよう厨房まで行き隠れた
「なんでおれの店に来るんやら…ハァ…」
「お前が女に手出したからじゃないのか」
『!ゅ、幸さん…』
いつの間にか隣にしゃがんでいた幸にミオは驚きと嬉しさに抱きついた
「なっ離れろ!(小声」
『嫌だっ(小声』
「幸、今は大人しく抱かれてて」
「…」
幸とミオをそのままにし覆面達の様子を見た
「ここの店長と店員はどこだ!」
「ここにいますよ〜」
受付の所に移動した砷は手を挙げ緊張感がないのかへらへら笑っていた
リーダーと思われる男は砷に銃を向け要求してきた
「金と「人形」を寄越せ。死にたくなきゃさっさと出せ!」
『!に…人形って…』
「…モゾモゾ」
『ひぅ、ゆ幸さんっ』
「静かにしろ」
幸はミオの体全体を触り調べ始めた
髪の毛や手足には何もなく、服の中に手を入れ胸や背中等触ってきた
『んっ…ぁ…ゅ…幸さっ…』
そんな2人を見ていた聖は苦笑し覆面達に気付かれないよう近くまで行った
「お金はわかりますが「人形」とは?」
「誤魔化すな!5年前に俺が「人形」の体に仕込んだGPSがここの店を指してるんだからな!」
「(体にGPSをねぇ…)」