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生意気な工業高校男子【HQ】

第1章 いい加減。




そして、親知らずの状態を詳しく見たいからレントゲン撮影して上下左右全て親知らずが生えていることを説明された。


で、問題の疼いている右上は虫歯もなくて問題は無いそうだ。



ただ、汚れていて歯茎が腫れているから掃除をしましょうってマスク美人さんと交代した。



「こんにちは。私は ” 一二三 凛 ” って言います。よろしくねー」



あまり聞かない名前に少し驚く。一二三で ひふみ って読んだことねぇし。



「へぇ〜、 ” ふたくち ”って珍しいね」


「そっスか?」


「この歳で親知らず生えるのかー、すごいねー」


「は?」



さっき俺が書いた問診票とレントゲンを見ながら納得したように呟く一二三さん。


親知らずは大体20歳超えてから生えてくるそうだが稀に10代で生えてくるケースはあるから君は立派な大人だねってケラケラ笑ってる。



「じゃあお掃除するから痛かったら教えてね」



って言って椅子を下げられてタオルを顔にかけられて視界が見えなくなる。





超音波の音が聞こえて、工業高校の俺はちょっと安心する音だったりした。




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