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生意気な工業高校男子【HQ】

第1章 いい加減。





「保険証お預かりしてもいいですかー?」


お手数おかけしてすみません、て謝りながら言ってくるその子はすごくカワイイけどドジだなって内心思った。


問診票を書き終えて受付の子に渡す。




今どきの歯医者って綺麗だなぁ、なんて思っていると




「二口さん、中へどうぞー」



マスクをしたちょっと背の高めの女性が俺のことを呼んできた。つか、マスクしてても分かる。こっちのオネエサン美人じゃね?



ここの歯医者はアタリだなって思いながら案内された歯医者専用の椅子に座る。



そしてさっきのマスク美人さんがエプロンをかけてくれて「先生が来るまで待ってね」と声をかけられた。





数分経ってから、「お待たせしました」って爽やかな男の先生が来た。





女じゃねぇのかよ。





と心の中で舌打ちをして診察してもらった。






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