第8章 春日山城
与七「おお!かっきーかっこいい!?」
景家「いくら萩が強いって言っても女を守るのは男の務めだろ?」
謙信「そうだねその通りだよ景家」
小次郎「さっきから思ってたんだけどお前萩の何?」
景家「何って言われてもな、何なの俺?」
う~んと考える始める
景継「仲間?」
与七「家族じゃないかな?」
景家「家族って謙信さまの花嫁?」
謙信「萩私の妻になるかい?」
兼続「なにどさくさに紛れて言い寄ってるんですか!?」
青筋を立てて怒り出す
小次郎「・・・・まあいいや、今日は任務の帰りの寄り道だしもう帰る
また来るよ萩」
フッと消えた小太郎に安堵した
萩「申し訳ありません謙信様」
謙信「萩は悪くないよ」
与七「そうそう、あいつが勝手に来たんだしね」
兼続「城の警備を強化しないといけませんね」
謙信「萩、今日は疲れただろう部屋でゆっくり休みなさい」
はぁと溜息を吐く萩に謙信は進めた
萩「はい。ありがとうございます」
〝また来るよ”か・・・せっかく春日山城に来れたけどすぐにたったほうが良さそうね
与七に部屋まで案内してもらい夜着に着替え
夜のうちに謙信に宛てて手紙を書いた
〝謙信様
せっかく春日山城にお連れして頂きましたが面倒な相手に居場所がばれてしまいました。
小次郎は北条家に仕える忍びです。
皆様にこれ以上御迷惑をおかけするわけにはいきません。
挨拶もなしに出て行くのは失礼とは思いますが申し訳ありません。
短い間でしたがとても楽しかったです。お世話になりました 真田 萩”
手紙を部屋に残し褥を片付け朝日が昇る前に春日山城を後にした
次はどこに向かおうかしら?奥州の伊達の処にでも行こうかな、元気にしてるかしら政宗達・・・・・