第10章 エドガー・アラン・ポオからの乱歩への挑戦状
~夢主~side
道端でどうやら倒れていたようだ。道行く人に見られていたので取り敢えず立って、辺りをぐるりと見回す。そして、前に起こったことを想いだす。
私は確か、乱歩さん達と本を見てたら本が光って…………で、多分それが、ポオさんの異能力だったのだろう。
乱歩さん達を探さなくても…………私の目の前に在る大きなテントの中に居るだろう。
『では、失礼しまーす。』
私はテントの入り口に入ると、其処は薄暗く成っていた。乱歩さん達を探し始める。あ、いた。
『乱歩さーん、敦くん達も如何してこんなところに居るの?』
敦「優奈さん!実は本の中に入った後、此の世界で事件が起こるらしくて其の犯人を捜さなければ此処から出られない……そうです。」
私は乱歩さんたちが座っている席へ行って、乱歩さんの隣に座った。
『そうなんだ……本当に事件は起こるんですか?』
江「起こると思うよ、何しろポオくんが書いたミステリー小説の中だから。」
江「あっ、ほら、サーカスが始まるよ。」
『サーカス?』
乱歩さんにビラを渡され、其れを見る。
其処には愉快なサーカス団達のパフォーマンスを見てくださいと云った宣伝だった。