第10章 エドガー・アラン・ポオからの乱歩への挑戦状
中の建物はそんなに古くなく何処か物語に出てきそうな処だった
谷「こんな処に乱歩さんは居るンですかね?」
『多分、居るよ……何か扉の前に書き込まれてる……之乱歩さんの字だよね』
敦「はい、多分そうではないかと。」
優奈達は扉を開け、部屋の中を見る。
其処には、乱歩さんと、前髪で顔が隠れ解らず近くにはアライグマが居た、この人が国木田さんが云っていたポオさんだろう。
江「君たちも来たんだ。どうして?」
『乱歩さんが居ないので探しに来たんです!乱歩さんは何をしに此処に?』
敦くん、鏡花ちゃん、谷崎くんはコクコクッと頷いた。
江「暇だったから、挑戦状を受けたの。其処に居るポオくんのね。」
ポ「吾輩は、幾度と無く乱歩くんに敗れた……」
机に置いてあった本をバッと見せた。
『だから、再度挑む…………という訳ですね?』
ポ「そのとおりである。」
そして、その本を乱歩さんに差し出した。
乱歩さんは部屋に在った、椅子に腰掛け本を開く、優奈達はそれを覗き込んだ。
覗き込むと本の頁が光り乱歩さん達はそれに吸い込まれた―――――――