第8章 脅迫状否予告状
ー夢主ーside
『私たちは今、犯人が居る場所に向かっているのですよね?』
歩きながら、乱歩さんを横目に見る。
江「うん、話が早くて助かるね。」
『でも、分からないことが一つつ在ります。』
江「予告状を何故出したのか、その必要など無い筈なのに………ってとこ。」
的確に自分の疑問を乱歩さんに言い当てられ、流石だなぁ~なんて。
江「それは、そうでしょ。僕は世界一希代稀なる名探偵なんだから!」
最初に会った時と似たような事を云う。
『乱歩さん、心が読めるんですか?』
江「否、顔に出てた。」
自分で、そんな顔をしてたのかなと思い顔に触る。そんな事しても判る筈もないのだけれど。
『話戻しますね、行ってみれば疑問は解けますそれと、犯人は能力者ですよね。』
江「付け加えるなら、厄介な能力者ということ。」
『太宰さんを連れていった方が良かったかもですね。』
江「太宰は其の内来るでしょ。」
そして、
乱歩さんと裏路地に入ると、乱歩さんは其処でピタリと止まる。