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さにわのはなし【刀剣乱舞】

第6章 6:つうほうのはなし


相手のオーダーは、
長谷部、俺、加州、蛍丸と燭台切、それから蜻蛉切。

馬と刀装の装備はわからないが、
打刀三振と重量級が三振。

「大方、飛び道具で先制してから
パワータイプで殴るって感じかな。
やっぱり高練度本丸の引き継ぎだし、
戦闘演習は受けてるっぽい組合わせだね」

「こちらもその方策で行くのか」

訊ねれば、主は唇を尖らせて唸った。

「んー、国広はさ、この中で誰が厄介だと思う?」

戦力的な意味で。と付け加えられ、
やはり、と思った刀を指し示す。

蛍丸だ。
唯でさえ攻撃範囲が広い大太刀な上、
刀装の装備可能な数が多い。
大太刀の弱点であるステータスも、
高純度の精鋭兵の刀装を用いれば、カバーできる。
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