第3章 想い
(Oサイド)
俺は同じメンバーのしょーくんと付き合っている。
でも、3ヶ月経つのにキス以上は進んでいない。
ちょっと不満な今日この頃なんだ。
いや…イイ雰囲気になったことはあるよ。しょーくんがおいらをベッドに横たえて…覆い被さって…キスして…。
あ~っ、思い出しただけでも身体が疼く!
なのに!なのにさ!ヘタレしょーくんが発動しちゃって…「大切な人を傷つけたくないんだ。」って。
俺も誘うように目を潤ませてみて、いよいよかなってドキドキしてたのに。
優しいしょーくんはもちろん大好きだよ。
でもさ、途中で止められちゃったほうがよっぽど傷つくんだけどな…。
そしてオイラは、アイツに協力を求めることにした。