第88章 果てない空
お互い着ているものを足や手で取り除いていく。
生まれたままの姿になり、更に熱く激しく身体を求めあう。
いま触れあっているのは、俺にとって愛しくて大切な人。
平らな胸だって、指や口で可愛がられたら小さな飾りはツンと立つし、むず痒く疼くし…下半身にもズクンと疼きが通じていく。
自分でもなかなか見たり触れたりはしない下の口だって、相手を…翔くんの中心を受け入れたくてヒクヒクしていく。
恥ずかしい格好だって、翔くんにだから見せられるし…見てほしいって気持ちになっていった。
翔くんの中心が少しずつ俺のナカに入っていく。
圧迫感で苦しいけど、翔くんの腰の動きがダイレクトに俺にくるから…繋がってるんだって実感が湧いてきて、突き上げられる度に翔くんの肩をギュッと掴んだ。
「んっ」
「はぁ…」
スベスベな翔くんの肌に汗が滲んでいき、しっとりとした触り心地になっていくのでさえ、嬉しくて堪らない。
「智、くん…大丈夫?」
「う、ん」
大好きな声で囁かれたら…ゾクゾクっとして蕩けそうになっていくよ。
「うぁっ、しま…る」
「ああんっ…」
「きもち、い…」
俺のナカに、翔くんの熱が放たれた。
「はぁ、はぁ…智くん…」
息を整えている姿でさも翔くんはセクシーで…
胸がまたキュンとなった。