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キミとボク【気象系BL】

第70章 クリームソーダ



お店を出て、智くんの家まで並んで歩く。

いつもより二人の距離が近い。

特に智くんがいる右側の体がカァッと熱くなる。

チョンと指先が触れるだけで、心も身体もしびれる。

何度目か触れた時、キュッと指先だけ自然と握りあったんだ。




智くんの家に着くと、ご家族の皆さんは留守にしていた。

2階の智くんの部屋に入る。

何度か来たことはあるけど…やっぱり今日は気持ちが違う。

カチャッ…

智くんが後ろ手で鍵を閉めた。

「翔くん…」

「智くん…」

引き寄せあうようにして抱き合った。

智くんの身体も熱くなっている。

「大好きだよ」

「俺も大好き」

ドクンドクンと胸が高鳴る。

肩に埋めていた顔をゆっくりあげていく。

息がかかるんじゃないかってくらい、智くんの顔が近くにある。

一度見つめあって…俺たちは唇を重ねた。

智くんの唇は、柔らかくて気持ちが良くて…何度でも触れたくなった。

ちゅっ。ちゅっ。と啄むようなキスをしていると、智くんの唇が俺の首筋に当てられた。

「んっ…」

そのまま智くんの手が、服の上から俺の胸を触っていく。

さわさわとしてくすぐったく感じていると、智くんが胸の突起を指で押し始めた。

「あんっ…」

「ふふっ。翔くん可愛い…」

そして温かなものが触れたかと思うと…舌でペロペロしたんだ。

「んっ…ふぅ…」

智くんの舌が、胸からお腹のほうに移動していく。

服の上からなのに気持ちがいい。

それだけで俺の下半身に熱が集まっていく。

そして…

智くんの舌が、ズボンの上から俺の内股に触れた。

「やぁっ…」

俺の膝がガクガクし始める。

足に力が入らなくなってきた。

「翔くん…ベッドに座って…」

智くんに促されて、俺はベッドに座ったんだ。






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