第68章 ボクと先生の事情
ドクン…ドクン…
今更ながらだけど…学校の中で大野先生とこんなことをしているって認識したら、胸と下腹部が益々疼いてきた。
中心の質量も増したのを感じる。
「櫻井のココ…元気いっぱいだね…」
「知らな…い…」
扱きなら舐められて、恥ずかしさよりも快感でいっぱいになる。
「んっ…」
「抑えてる声もいいよ…」
先生の掠れた声に痺れる。
今まさに受けている刺激…
それに加えて大野先生の舌と指を想像したら、もう達してしまいそうになった。
そんな時、廊下から微かにだけど足音が聞こえてきた。
「せんせ…せんせ…」
「大丈夫だから…」
「でもっ…」
もし見られたらと思うと…ビクビクする。
「翔…」
「…えっ…?」
不意に名前で呼ばれてびっくりした。
「ラストスパートするよ…」
「はい…」
扱くスピードが早められる。
「あっあっあっあっ…」
先端を撫でられると、一気に射精感がこみあがった。
「んっ…んっ…もっ、出る…」
ドピュッ…
僕は先生の口の中に熱を放ったんだ。
「おおの…せん…せ…」
足音はこちらに近づくことなく消えていく。
脱力した僕は安心したのと怠さもあって、そのまま瞼が閉じていった。
暫くして僕は目を覚ました。
ジンジンとした痛みを感じて、ふと自分の手を見る。
無意識に噛んでいたのだろうか…
人差し指に歯形がくっきりとついていた。