第68章 ボクと先生の事情

大野先生の唇が太腿から離れ、僕の下着のウエスト部分に手が掛かる。

少しずつ下げられていくのが恥ずかしいけどウズウズを何とかしたくて、先生に身を委ねたいと思った。

そうして外気に晒された僕の下半身。

暗くて良かった…

なんてホッとしたのも束の間、先生が俺の中心をぱくっと咥えた。

「あっ、ちょっ…んんっ…」

恥ずかしいのとキモチいいのとで、体がブルッと震える。

先生の湿った舌が、はち切れんばかりのソレを舐めあげていく。

「んあっ…」

声が出ちゃうのはどうにもならないから…

シーンとした廊下に聞こえてしまわないよう、僕は手で口を押さえたんだ。

それがかえって自分と先生を煽ることになってしまったけど。