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キミとボク【気象系BL】

第49章 いつもの日常の中で



「しょーくん…本当に…俺でいいの?」

ちゅっちゅっとキスをしながら、智くんが俺に聞く。

「智くんだから…智くんじゃなきゃ…こんな風には思わないよ。」

俺はそのまま智くんの上に覆い被さった。

智くんのおでこ、頬、鼻の頭、顎、唇にキスをし、首筋に顔を埋めた。

「んっ…しょ、くん。」

智くんの甘い声…。

同じ甘さでも、さっきまでの男な感じではなくて、可愛らしい感じで…。

「智くん、可愛いね。」

「えっ、あ…しょ。」

俺は智くんのシャツの裾から手を入れた。

程よい筋肉の付いている、スベスベな肌。

小学生の時は、ヒョロヒョロッっとしてたよな…。

中学の時はほとんど会うことはなかったから、智くんの身体を見たり触れたりするのは久しぶりで…。

思い出すのは、擽りあいっこやじゃれあいした時の記憶。

「んふっ。しょーくん擽ったいよ…。」

「あっ、ごめん。どんな風に触ったらいいのかな…。」

「それ、聞く?あはっ。しょーくんらしいなぁ。」

「だって…擽ったいって言うから…。智くんの希望にあわせてみようかなって…。」

「あははっ。しょーくんのそんなとこも…好きだよ…。」

智くんが俺の首に手をかけて引き寄せた。

「しょーくん…俺の胸…触って。」

「智くんの、胸…?胸、胸…。」

俺はソロソロッと智くんの胸に手を這わせた。

ツンとした突起が指に触れて、押したり摘まんだりしてみた。

「あっ、んっ…あんっ…。」

「智くん、感じてるの…?」

「う、ん。んっ…舐め、て…。」

舐めて、って言葉に…俺の何かが弾けた。





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