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キミとボク【気象系BL】
第37章 心の窓
櫻井は…翔くんは、素直なんだと思う。
感受性が豊かであるがゆえに、傷つくこともあるだろう。
だけど、自分を守り且つ少しずつでも前向きに進もうとできる人なんだ。
時には立ち止まったっていい。
俺の温もりが欲しくなった時は、目一杯暖めてあげる…いや、暖めあおう。
「ん~っ。空気が気持ちいい。」
「今日は快晴だな。」
「いよいよ…今日からだね。」
「…だね。」
「智くん…あのね…。」
こうやって、サインを送ってくれるのも、俺は嬉しいんだよ。
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