第37章 心の窓

「ふぅ…んっ…。」

「好き…。」

舌を絡ませるキスにドキドキする。

髪を…頬を…首筋を…肩を…背中を…

優しく撫でていく。

肌が触れあうだけで心臓がバクバクした。



お互い裸になった俺たちは、

貪り合うように身体を重ねた。

ナカを突き上げると

「あぁ…ん。」

櫻井は甘い声を漏らして身体を仰け反らす。

もっともっとと奥を突くと、激しく首を振る櫻井の汗が飛び散る。

それがキラキラしていて、とても綺麗だった。

俺は、パンパンに膨れ上がっている櫻井の中心に手を伸ばして擦り上げた。

突いては擦って…

「あっ…もっ…ダメ…。」

「俺も…。」

俺たちはほぼ同時にイッた。



ハァハァ…と息を整えている間も、櫻井に触れたくて堪らない。

「翔くん。」

「智くん。」

「好き。」

「大好き。」

名前を呼びあって…

好きと言いあって…

見つめあっては唇を重ねて…

何度も求めあうように、俺たちは繋がったんだ。