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キミとボク【気象系BL】

第37章 心の窓



少しずつ櫻井にも笑顔が出て来てくるようになってきた。

櫻井に話しかける人も増えてきて…急に近づくと一瞬ビクッとはなるものの、以前のように固まって暫く動けないといったこともみられなくなってきた。

職場の雰囲気も良くなってきた気がする。

一人がもたらす影響って大きいんだな。

櫻井が俺以外の人と話している姿を見ると胸がチクッとするけど…生き生きとし始めた櫻井を見れるのは、何よりも嬉しかった。



俺が櫻井を目で追ってるからなのか、チラッと俺を見る櫻井の視線を感じるようになってきた。

あれから3日が経つ。

明日、会社は休み。

ご飯に誘ってみるか。

そんな風に思っていると

「あの、大野くん。今日って予定あるかな…。」

休憩時間に、櫻井の方から声をかけてくれたんだ。



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