第35章 恋日記
キスが気持ちよくて、身体中が熱くなるとともに、僕の中心が疼いて勃ちあがり始めた。
そのまま押し倒したくなったけど…
「翔くん、ベッドに行こうか。」
「えっ…ここでも…。」
翔くんはそう言ってくれたけど、やっぱり…
「初めてだからさ、暖かいベッドでしてあげたいんだ。」
僕の言葉を聞いて、口に手を当てながらコクッと頷く翔くんがすごく愛おしかった。
手を繋いで僕の部屋に入り、ドアを閉める。
これからしようとしていることを思うと、鼓動が高鳴った。
抱き合いながら、縺れるようにしてベッドに倒れこみ、翔くんのおでこにキスをした。
それが合図のように、僕たちは角度を変えて何度も熱いキスを交わした。
キスをしながら、翔くんのシャツのボタンを1つずつ外していく。
全てのボタンを外されたシャツがハラッと捲れて、露になった翔くんの胸…。
厚い胸板にドキッとした。
シャツの袖も抜き、上半身が裸になった翔くん。
僕よりも筋肉があり、腹筋も割れていて…肌もスベスベで…その厚い胸板に頬を当て、手も這わせて感触を確かめた。
「あっ…ん。」
えっ…
「翔くん、触っただけで感じるの?」
「なっ…うん…そう、みたい…。」
素直で可愛い翔くん。
もっと見たい…と思った。
胸の突起を口に含んで舌で転がすと
「あぁ…んっ、やめっ…。」
そんな声を聞いたら…本当に止まらなくなった。
片方の突起を舐めながら、もう片方の突起を指でつまむ。
「んっ…」
顎を仰け反らす翔くんの表情がたまらない。
そして…
翔くんの中心も反応していることがわかり、嬉しくなった。