第35章 恋日記
僕はあの日以降、翔くんが僕以外の人と仲良くしているのを見かけると、胸がチクッと痛むようになった。
友達はいてもいいんだけど…肩を組むなよ、そんなに顔を寄せあって話をするなよ…って。
嫉妬、なんだろうな。
そんな日は…
翔くんと肩を組んだり顔を寄せあう相手を自分に置き換えるんだ。
そうして…
熱くなった中心を握り、グチュグチュと擦って…
あぁ…翔くん…翔くん…翔くん…
自分を慰め射精をするようになった。
ハァハァハァ…
だけど…
気持ちいいのは最初だけで…満たされるどころか、切なくなるんだ。
想像とはいえ…汚してごめんね…翔くん…。