第30章 俺の恋人
ケンカの矛先をしょーくんに向けるヤツらは
その可愛さに魅了され、別の意味で
手を出そうとし始めるんだ。
…さっきのヤツらみたいにね。
「しょーくんが可愛い反応をするからいけない。」
「可愛い反応なんてしてないし。」
「してたよ。」
「してない。ほら、智くん…早く…。」
しょーくんの唇が俺の唇に重なる。
俺はしょーくんの制服のボタンを
1つ1つ外していった。
「下もだからね。智くんも脱いでね。」
俺はまたしょーくんに惹かれるんだ。
それはとどまることを知らない。
いつまでも魅了され続けるんだ。