• テキストサイズ

キミとボク【気象系BL】

第30章 俺の恋人



しょーくんに導かれるように、

俺たちはしょーくんの部屋に向かった。



「智くんがいけないんだよ。」

部屋に入るなり、しょーくんが言った。

「どうして?」

「だってさ、腹いせの矛先がまた俺にきたじゃん。」

ほっぺたをプゥッと膨らませて怒ってる。

「ごめんね、しょーくん。」

俺が膨らんでるしょーくんの

ほっぺたを手で挟むと、

しょーくんはニッと笑った。



「智くん、手はここでしょ。」

しょーくんは俺の手をそっとつかみ、

その手を制服のボタンに触れさせた。





/ 1027ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp