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キミとボク【気象系BL】
第30章 俺の恋人
しょーくんに導かれるように、
俺たちはしょーくんの部屋に向かった。
「智くんがいけないんだよ。」
部屋に入るなり、しょーくんが言った。
「どうして?」
「だってさ、腹いせの矛先がまた俺にきたじゃん。」
ほっぺたをプゥッと膨らませて怒ってる。
「ごめんね、しょーくん。」
俺が膨らんでるしょーくんの
ほっぺたを手で挟むと、
しょーくんはニッと笑った。
「智くん、手はここでしょ。」
しょーくんは俺の手をそっとつかみ、
その手を制服のボタンに触れさせた。
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