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キミとボク【気象系BL】
第21章 君がいいんだ
「会社の人たちはさ、いつ出てくるの?」
「うーん、そろそろかな。あっ、来たかも。」
正面玄関先に5~6人いるのが見えた。
俺は翔くんと腕を組みべったり引っ付ついてやろうかと思ってた。
だけど…
いざその状況になってみたらさ、せっかくこの時間だけは翔くんと恋人になれるんだから、やりたかったことをしないともったいないと思った。
もうこんなチャンスは二度とないんだ。
協力しているのを利用させてもらうよ。
ごめんな…翔くん。
ふぅ…。
俺は…今からサトコだ。
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