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ゾルディック家の愛され長女

第6章 四次試験の始まり


「昨日はありがと!!!」

私は彼らにお礼として魚をあげた。子供は嬉しそうに魚を食べ、そして母親はゆっくりとそれを食した。昨日気づいたんだけど、母親のお腹には赤ん坊がいた。だから、縄張りに入った人たちを尽く襲ってたのはお腹の子の身を案じて警戒していたのだなと納得してしまった。子を持つ母は強し。改めてそう思う。

「じゃあ、もういくね!ありがと」

私は母子2人にお辞儀をした。すると、母親もぺこりとお辞儀をしたではないか。私は思わず笑い、その場をあとにした。素敵な出会いだと思った。
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