第4章 二次試験へ
「それじゃスタートよ!!」
私たちは用意された厨房へと散らばった。
「見たことがない道具ばっかり!!」
「確かライスを使うんだよなぁ」
用意された道具を見て困惑するゴンたち。キルアが包丁を弄ぶのを注意して、私は道具を見た。……ふむ。いい感じ。
「ねぇ、アルミは……って2人ともどこ行くの?」
「「ん?」」
私はさっそく食材を探すために外へと出ようとした。キルはニヤニヤしながら何も言わず私のあとを付いてくる。こういう所は本当に抜け目ないなと思う。私は笑ってゴンに手を差し出した。
「ゴンも来る?お散歩」