第4章 二次試験へ
カチッ
時計の針が真上で重なった
時、二次試験開始だ。
重々しく開かれた扉の向こうに…
「どお?お腹はだいぶすいてきた?」
「聞いてのとおり もーぺこぺこだよ」
綺麗な女の人とその倍の体格の男の人がいた。
「そんなわけで二次試験は 料理に決定!!」
「「料理!?!?」」
どうやら私の得意分野がきたようだ。
二次試験の説明が始まると、その内容を聞いて受験者の人達はみな困惑しているようだ。私はニコニコとして聞いていた。
そして課題のメニューが発表され……
「豚の丸焼き!!おれの大好物」